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レンズフィルターって何?写真をもっと楽しくする魔法のアイテム。

2015年6月27日

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写真をもっと楽しくするアイテムの一つにレンズフィルターがあります。レンズフィルターっていうと、まずレンズの保護用のプロテクターを思い浮かべる方も多いと思いますが、それは半分当たりで半分は不正解です。

というのも、『保護フィルター』はたくさんあるレンズフィルターの種類の中の一つだからです。レンズフィルターには他にも『PLフィルター』と呼ばれているものや『NDフィルター』と呼ばれているものなど、たくさん種類があります。

今回は、そんなレンズフィルターについて紹介したいと思います。

レンズフィルターの種類、効果って?

たくさん種類のあるレンズフィルター。今回はその代表的なものについて紹介していきます。

保護フィルター

これは説明するまでもありませんね。カメラを購入したときに大半の方がセットで購入されていることでしょう。レンズを傷から保護する役割と、ホコリの侵入を防ぐ効果があります。着けている、着けていないではだいぶ気持ちも変わります。

PL(偏光)フィルター

PLフィルター①

PLフィルター②
マルミ光機株式会社:製品情報:色彩コントラストアップフィルター(偏光フィルター)

青空の写真を撮ったとき、見返してみると、目で見た青色と違うっていう経験ありませんか? これは光が空気中のホコリなどに乱反射しているためです。

PLフィルターは偏光フィルターとも呼ばれ、名前の通り不要な光の反射を除去することが出来ます。 特に、水面やガラスなどの反射の除去の効果は高く、青空の色を濃くし、葉などの反射を除去し、色彩のコントラストを高めることが出来ます。

ND(減光)フィルター

NDフィルター
マルミ光機株式会社:製品情報:ND(減光)フィルター

滝を絹糸のように撮りたいと思ったことはありませんか? それには長時間露光が必要になります。長時間露光とは長い時間露光する、つまり遅いシャッター速度で光を取り入れる時間を長くするということです。

NDフィルターはレンズにとってはサングラスのような効果をもたらします。サングラスは光がまぶしいときに装着するもので、目に負担のない明るさで見ることができますよね。年中かけている必要はありませんが、日中使用するには大変便利です。

これをレンズに置き換えると、直射日光が照りつけるような明るい場所では、長時間露光をすると、必要以上に光を取り入れてしまい、露出オーバー(白飛び)が起きます。NDフィルターを装着して減光することで光量をコントロールし、シャッタースピードを調整します。

マクロフィルター(クローズアップレンズ)

マクロフィルター
マルミ光機株式会社:製品情報:マクロフィルター

レンズに装着するだけで、被写体に近づいて大きく写せるのがマクロフィルターです。マクロレンズを持っていなくても、標準レンズに取り付けることで、手軽にマクロ撮影を楽しむことができます。

クロスフィルター

クロスフィルター
マルミ光機株式会社:製品情報:クロスフィルター(光条フィルター):DHG スタークロス

もっと夜景をきらびやかに切り取りたい。そう思いませんか? クロスフィルターを使用すれば、夜景のイルミネーションなどの輝点に、キラキラした十文字の光条を作り出し、華やかな雰囲気を演出することができます。

ソフトフィルター

ソフトフィルター
マルミ光機株式会社:製品情報:ソフトフィルター

被写体を柔らかく表現できるのがソフトフィルターです。草花などに使えば滑らかな美しいボケ味が堪能できます。特に明るい部分、色が白い部分にソフト効果が発揮され、幻想的な世界を醸し出します。

まとめ

以上、簡単でしたが、主だったフィルターの紹介でした。僕は、PLフィルターとNDフィルターを持っていますが、普段の撮影に重宝しています。みなさんも何種類かは購入してみると、写真がより楽しくなると思うのでおすすめですよ。ぜひ、試してみてください。

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ささのは

風景やポートレートを撮っています。
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