カメラ・機材

キットレンズからの卒業に。シンデレラレンズを検討してみよう!

投稿日:2015年3月18日 更新日:

EF50mmF1.8II

つい先日、いつもお世話になっているデジカメinfoさんで下記のニュースが目に付きました。

25年前に発売された EF50mm F1.8 IIの後継レンズの話題。このレンズはシンデレラレンズとして2015年の今でもユーザーから根強い人気を誇っているレンズです。

さて、みなさんは『シンデレラレンズ』と言う言葉に馴染みはあるでしょうか? 写真・カメラ好きな方なら、一度は聞いたことがあるかもしれませんね。

シンデレラレンズとは簡単に言ってしまえば、安くて写りが良いレンズのことです。普通初めて一眼レフカメラを購入する際は、レンズと一緒になったレンズキットで購入します。このレンズはいわゆるキットレンズと呼ばれているレンズですが、初心者向けの標準レンズなので、性能は至って普通です。

最初はそのレンズで満足できていると思いますが、次第にその写りでは満足できなくなり、新しいレンズが欲しくなってきます。そんなとき初心者からのステップアップに、買いやすいのがシンデレラレンズ(1~3万くらい)です。

今回は、今一歩を踏み出そうとしている方に向けて、各社が出しているシンデレラレンズを紹介してみたいと思います。

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各社のシンデレラレンズを紹介!

Canon(キヤノン)

通称撒き餌レンズと呼ばれる1万円以下で購入できるシンデレラレンズ。キヤノンの一眼レフを購入したらまず最初に購入するべき素晴らしいレンズです。そろそろ後継が噂されていますが、値段も据え置きだと嬉しいですね。

【2015/8/13 追記】

現在は上記の後継機が発売されていて、より使いやすくなっています。

ステッピングモーターを採用したパンケーキレンズと呼ばれるレンズ。背景もボケる、AFも静かで早い、0.3cmまで寄れる、動画に最適化とまさに良いことづくめ。その小ささと性能からフルサイズでも大活躍。僕も散歩のときはこれをつけっ放しにしています。

Nikon(ニコン)

ニコンのAPS-C機に最適設計されたシンデレラレンズ。軽い、ボケる、安いとニコンの中ではかなりおすすめのレンズ。キットレンズからの初めてのステップアップに最適。フルサイズ対応ではないのは残念ではある。

質量(重さ)約185gと非常に軽くコンパクトな標準レンズでフルサイズにも対応。この上のF1.4と比べても見劣りしない。軽い、安いは正義!

SONY(ソニー)

焦点距離50mmはAPS-Cでは35mm換算で75mmとなり、いわゆる中望遠となるレンズ。人物・ポートレートを撮りたい人におすすめのレンズです。

上記の50ミリと人気を競うレンズ。こちらは換算で約50ミリと標準域のレンズです。スナップ、街歩きが好きな方にはこちらがおすすめです。

PENTAX(ペンタックス)

風景にもブツ撮りにも良しの焦点距離で一番常用に適してた換算50ミリの単焦点です。他メーカーと比べると少し値段が高めですが、間違いなくおすすめです。

Panasonic(パナソニック)

質量わずか87g。旧レンズからさらに軽量化を実現したパンケーキ。開放でF1.7と明るく、スナップ用のレンズとして最適。このレンズをカメラにつけて持ち歩けば、コンデジ感覚で持ち運び可能。いつでも持ち歩きたくなるレンズです。

OLYMPUS(オリンパス)

35mm換算で90mmの中望遠域の単焦点レンズ。その焦点距離から人物撮影や動物撮影に最適。明るいので室内での撮影にも向いていますよ。気になったらぜひ買ってください。

TAMRON(タムロン)

発売から10年以上経った今でも根強い人気を誇るレンズ。通称『魚住レンズ』。ポートレート写真家の魚住誠一さんが当時使っていたことから爆発的に人気が出ました。この値段でF値2.8通しの標準ズームとは恐れ入ります。まさにポートレートレンズ!

SIGMA(シグマ)

解放F値1.4の明るさの換算50mmの標準レンズ。浅い被写界深度によるボケ味を活かした、スナップ、ポートレート、風景などに最適。4万円と少しお値段は上がりますが、その価値ありです。

まとめ

いかがだったでしょうか? 交換レンズはなかなか高い買い物で一歩を踏み出すのが勇気がいりますが、今回紹介したレンズだったら、比較的手が届きやすいと思います。いまだに標準レンズしか使ったことがないあなた、ぜひ使ってみてください。世界が変わってみえますよ。

レンズの描写力が上がれば、自然と表現のアイデアも沸いてくるに違いありません。もちろん、本人のセンスや努力と言ったものが一番大事なのは間違いないですが、まずは一度お試しあれ。話はそれからです。

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