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Eマウントの大三元レンズが欲しいから純正とサードパーティ製を比較してみた!

2023年11月23日

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FE 70-200mm F2.8 GM OSS II

カメラからしばらく遠ざかっていた僕ですが、最近は皆さんもお気付きの通りすっかり写真熱が戻ってきています。スマホ片手に日々、Eマウント純正の望遠レンズが欲しいなぁと、検索して眺めてはため息をついていたり?

そんな最中、SIGMAのEマウント対応望遠レンズが発表され、TAMRONと併せていわゆる3大メーカーが出揃いました!

最終的には純正! となりそうな気もするのですが、最近はサードパーティ製もかなり性能がアップしてきています。しかも安い! 今回は広角、標準、望遠の全てをパフォーマンスとコスト面で比較して納得したいなと思う個人的企画になります。

Eマウント大三元の純正とサードパーティを比較してみた!

さて早速どんどん比較したいので、製品紹介ページをペタり。

広角レンズ

SONY FE 16-35mm F2.8 GM II SEL1635GM2

TAMRON 17-28mm F/2.8 Di III RXD (Model A046)

SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN

製品名FE 16-35mm F2.8 GM II17-28mm F/2.8 Di III RXD14-24mm F2.8 DG DN
メーカーSONYTAMRONSIGMA
発売日2023/9/222019/7/252019/8/23
価格
(2023/11月現在)
¥290,646(最安値)¥86,771(最安値)¥149,349(最安値)
最大径x長さ87.8x111.5 mm73x99 mm73x99 mm
重量547 g420 g795 g
フィルター径82 mm67 mm
構成12群15枚11群13枚13群18枚
フォーカスAF/MFAF/MFAF/MF
絞り羽根枚数11 枚9 枚11 枚
焦点距離16~35 mm17~28 mm14~24 mm
最短撮影距離0.22m0.19m0.28m
最大撮影倍率0.32倍1:5.21:7.3
画角107~63 度103.41~75.23 度114.2~84.1 度
手ブレ補正機構
防塵
防滴

広角の1mmを犠牲にしたらTAMRONが圧倒的にコストパフォーマンスが高いですね。反対に広角を優先するならSONYよりも14mmのSIGMAの方が良いとなる。でもそれを言ったらSONYには12-24mmというレンズもあるし、となる。予算があれば純正をという方が大半かと思いますが、でもここまで価格差が離れていると・・・という気持ちにもなる。悩ましい。

標準レンズ

SONY FE 24-70mm F2.8 GM II SEL2470GM2

TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2 (Model A063)

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN

製品名FE 24-70mm F2.8 GM II28-75mm F/2.8 Di III VXD G224-70mm F2.8 DG DN
メーカーSONYTAMRONSIGMA
発売日2022/6/102021/10/282019/12/20
価格
(2023/11月現在)
¥253,000(最安値)¥94,050(最安値)¥128,654(最安値)
最大径x長さ87.8x119.9 mm75.8x117.6 mm87.8x124.9 mm
重量695 g540 g830 g
フィルター径82 mm67 mm82 mm
構成15群20枚15群17枚15群19枚
フォーカスAF/MFAF/MFAF/MF
絞り羽根枚数11 枚9 枚11 枚
焦点距離24~70 mm28~75 mm24~70 mm
最短撮影距離0.21m(W)/0.3m(T)0.18m(W)/0.38m(T)0.18m(W)/0.38m(T)
最大撮影倍率0.32倍1:2.7(W)/1:4.1(T)1:2.9(W)/1:4.5(T)
画角84~34 度75.23~32.11 度84.1~34.3 度
手ブレ補正機構
防塵
防滴

標準レンズは各社が最も力を入れるレンズ。広角側の4mmを削ったおかげでTAMRONが圧倒的なコストパフォーマンスを誇っています。さすが初期型が出始めの頃に爆発的に売れていただけはありますね。一方、純正とSIGMAで倍の金額差が開いていますが、コスト優先ならTAMRONを買うし、それ以外の選択肢としては純正を買うかなぁと自分ならなります。カメラから離れている間にII型が出てしまったので、いつかは買い替えたいです。

望遠レンズ

SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS II SEL70200GM2

TAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VC VXD G2 (Model A065)

SIGMA 70-200mm F2.8 DG DN OS

製品名FE 70-200mm F2.8 GM OSS II70-180mm F/2.8 Di III VC VXD G270-200mm F2.8 DG DN OS
メーカーSONYTAMRONSIGMA
発売日2021/11/262023/10/122023/12/ 7
価格
(2023/11月現在)
¥319,000(最安値)¥145,481(最安値)¥217,800(最安値)
最大径x長さ88x200 mm83x156.5 mm90.6x207 mm
重量1045 g855 g1335 g
フィルター径77 mm67 mm77 mm
構成14群17枚15群20枚15群20枚
フォーカスAF/MFAF/MFAF/MF
絞り羽根枚数11 枚9 枚11 枚
焦点距離70~200 mm70~180 mm70~200 mm
最短撮影距離0.4m(W)/0.82m(T)0.3m(W)/0.85m(T)0.65m(W)/1m(T)
最大撮影倍率0.3倍1:2.6(W)/1:4.7(T)1:5.2
画角34~12.3 度34.21~13.42 度34.3~12.3 度
手ブレ補正機構
防塵
防滴

さて、今回一番気になっている望遠レンズですが、こちらも180mmまでを受け入れられるとしたらTAMRONが候補に上がってくるんだなと改めて感じました。TAMRON2本買ってもSONYレンズにまだお釣りが来てしまうのは笑ってしまう。普段値段をそこまで意識して比べないけど、ここまでか! と言いたくなる。。。。

無粋だけど3本を合計した金額差を比べてみる?

SONY ¥862,646-

TAMRON ¥326,302-

SIGMA ¥495,803-

・・・うーん・・・・・・・

・・・・・・うーーん・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・うーーーーん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なるほど?

性能に妥協しないなら純正一択というのは個人的にも分かってはいるのですが、人はカメラだけに全振りして生きているわけでもありません。差はSONYとTAMRONで50万円以上です。家族だったり、他の趣味だったり、いろんなことに関わりながら日々暮らしていると思うわけです。もっとも、この先絶対カメラを趣味にし続けて、他には目もくれず向き合う! とか、金銭的にゆとりがあるなら話は別ですけどね。

日本人って特に顕著で、純正が正義、性能的に優っていてもサードパーティ製品はちょっとみたいな人が多いなと感じたりもします。僕自身も純正が良いなとは思うのですが、しっかり考えて自分なりに後悔しない結論を出してからにしたいです。

まとめ

そんなわけで比較してみましたが、思ってた以上に値段差が離れていたので唸ってしまいました。昔も確かに差はありましたが、ここまでではなかったような気もします。円安の影響ですかねぇ・・・世知辛い!!

とはいえ望遠レンズは欲しいですので、次は望遠レンズを買ったよ! な記事でお会いできれば良いなと思います。それでは!

  • この記事を書いた人

ささのは

風景やポートレートを撮っています。
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