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アートな魅力!僕がモノクロ(白黒)写真に惹かれる8つの理由

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モノクロ写真の魅力

唐突にですが、皆さんはモノクロ写真は好きですか? カメラが出始めたばかりの時代、写真はすべてモノクロでした。当時のカメラマンはその制限の中でどう表現するか? 四苦八苦したことでしょう。カラーで撮れたらどんなに良いことか思いを馳せたかもしれません。

それがだんだんと技術が進歩して、今はカラーで撮れるのが当たり前。さらにフイルムの概念もほとんど消えかけてアナログからデジタルの時代へ。ますます写真は身近なものになっています。

そんな現代、モノクロ写真は今あえて注目され、再び人気が高まっています。モノクロ写真愛好家なんてのもいるくらいです。表現の一つとしてモノクロが注目され、選ばれる時代になったんですね。

でもね、じゃあモノクロ写真の魅力って何? 何が魅力的で人はモノクロ写真にそんなに惹かれているの? 僕もモノクロ写真は好きですが、それは何となく好きで、特に理由を考えたことがありませんでした。

今回ふと漠然と思ったので、これを機に考えてみることにしました。

目次

モノクロ写真を魅力的に感じる8つの理由

というわけで、撮りためたモノクロ写真を眺め返したり、ネットでモノクロ写真を漁って8つの理由にたどり着きました。

1. アートでお洒落に感じるから

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モノクロ写真といえば何といってもお洒落でアート。モノクロをお洒落に感じる理由としては、少ない情報量の中でいかに上手く魅せるか、表現者自身も考えて写真を撮るからであろう。そのため構図もあらかじめ練られたものが多く、芸術的に人は感じるのだ。カラー写真の時もアイデアは練っているであろうが、たくさんある情報が逆に足枷になっている場合もある。

2. 光と影が強調される

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モノクロ写真は光と影を強調してくれます。特に人物や日の光などはモノクロ写真にすることで強調されて見えてくるものです。カラーのままだったら、この雰囲気の写真にはならなかったでしょう。

3. 立体感が出る

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モノクロは無彩色のみで有彩色が存在しない世界です。それゆえ、明暗のはっきりしたような被写体だとカラー写真よりも立体感を感じやすいです。立体感を感じることで主題もより引き立ちます。

4. 物事の本質が伝わりやすい

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モノクロはカラーに比べて情報量が少ないため、物事がストレートに伝わりやすいのも特徴です。そのため人の心にも強く響き訴えかける写真になります。これがカラーだったら、着物だったり髪飾りの色が気になったりで、注意力も散漫になっていたかもしれません。

5. 哀愁を感じる

photo credit: photoloni

モノクロにすることでカラーよりも哀愁を感じます。どこか懐かしい気持ちになるというか、時代を感じるというか。生と死を感じやすいのかもしれません。

6. イマジネーションをかきたてられる

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情報量が少ないということはそれだけ想像力を働かせることが必要になります。この少女がいる場所はどこで、何をしようとしていて、何を考えているのか? 人によって感じ方は様々で、それゆえ想像力という魅力を感じるのかもしれません。

7. レトロな雰囲気を感じる

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僕たちの頭の中で「モノクロ=昔」っていうイメージが根付いているせいですかね。モノクロというと反射的にレトロなイメージを想像させられます。昔を思い、どこか懐かしく感じさせる魅力がモノクロ写真にはあります。

8. 何となく良い雰囲気を感じる

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何となく良い。これはモノクロ写真を見る人にあるあるだと思うのですが。まず、この写真は何の変哲もない床の写真です。絨毯が均等に並んでいることを強調したくて、斜めで下から広角気味に撮ったのですが、まぁ、うーんって感じです。

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でもね、これだとどうでしょう? 絨毯を被写体にしたことがモノクロにしたことでわからなくなりました。パッと見、何の写真かもよくわかりません。でもね、何となく良い気がしませんか? どこが良いかは口では説明できませんが、何となく良いんです。この何となくに魅力を感じている人が多いのではないでしょうか?

まとめ

そんなわけで僕がモノクロ写真を魅力的に感じる理由をつらつらと書き綴ってみました。こうして読み返してみると、情報量が少ないことがかえってプラスに転じていることがわかります。少ない情報だからこそ、伝わってくるものがわかりやすく見えて、人は感銘を受けるのかもしれません。

納得できたところで、これからも安心してモノクロ写真を撮りたいと思います。

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