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【感想】劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」、20年ぶりの再会に涙!

2024年1月28日

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劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」
(c)創通・サンライズ

劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』公式サイト

今から約20年前、西川兄貴が歌う主題歌、挿入歌と共に大ヒットしたガンダムがあった。その作品は21世紀のファーストガンダムと呼ばれ、新しくガンダムに触れた若者の琴線に触れ、男性ばかりでなく熱心な女性ファンをも生み出した。SEED、DESTINYと続き、完結したと思われた作品だったが、2006年に劇場版新作決定! の一報。

・・・あれから・・・私達は18年待ったのだ!!

【感想】劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」

STORY

C.E.75、戦いはまだ続いていた。

独立運動、ブルーコスモスによる侵攻……
事態を沈静化するべく、ラクスを初代総裁とする
世界平和監視機構・コンパスが創設され、
キラたちはその一員として各地の戦闘に介入する。

そんな折、新興国・ファウンデーション王国から、
ブルーコスモス本拠地への合同作戦を提案される。

20年の刻を超えて甦る記憶!

ぶっちゃけていうと、本編を見てからかなりの時間が過ぎていたこともあり、観たいけどめちゃくちゃ期待していたというわけでなかった。でも、劇場で最初のシーンが流れた瞬間に一気にSEEDの世界に引き戻されてしまった。キラが、シンが、ルナマリアが、ラクスが、カガリが、マリューさんが動いて喋っている、それだけで感無量。

長く過ぎていた時間など関係なく、当時の記憶を呼び起こされ年甲斐もなくワクワクしていた!

キラはやっぱりキラだった!!!!

キラとラクスは既に付き合っているのに、「世界平和機構コンパス」で部隊の隊長を務めているというのに、相変わらずのウジウジしたキラに、やっぱりキラだと安心してしまいました。

キラといえば本編ではすぐに抱え込んで、僕が何とかしなきゃ! なキャラクター。思い返せばフレイに唆され、サイに「僕に勝てるわけないでしょ」って言い放った台詞はクズだったなぁと思い返して懐かしくなる。同情する部分も多くて、彼だけが悪いっていうわけでは決してなかったんだけどね。

でも、今は親友のアスランがいる。

アスラン、やっぱり最強なのかな?

上記でウジウジしていたキラを修正したり、カガリのエッチな妄想をしたり、この作品一番のフリーダムはアスランかもしれないと思いました。ズゴックで出撃したりとサービスも凄い。

前半は出番が少なめで、あれ? 今回アスラン、あんまり活躍しないのかなと思っていたのでめちゃくちゃ嬉しかったです。

シン好きは泣いて喜べ!

DESTINYではキラに主役を奪われてしまい、あまり良いところのなかったシン。序盤ではアスランの代わりにジャスティスに搭乗しています。ルナマリアと付き合ってはいるようなのですが、新キャラのアグネスにバカにされていたりと正直、今回も良いところなしなのかなと思っていました。

でもね、後半ディスティニーに乗り換えてからは凄い! ほぼ無双だし、敵キャラに「闇が深すぎる!」って言われていたのも思わず笑ってしまいました。

新キャラだって大活躍!!

すごく声の良いモブキャラ「声:福山潤」がいるなと思ったら、やはり凄すぎるやつだった。アルバートって人なんだけど、メカニックとして優秀すぎるし、彼がいたおかげでってシーンもかなりあって、これは今後ずっとスタッフとしていて欲しいよね。

あと上で名前を上げたアグネス、位置的にはνガンダムのクェスみたいな立ち位置だったし、声が桑島法子さんなのも良いよね。月光のワルキューレ!

ファウンデーション王国が怪しすぎる!

出てきた瞬間、明らかに悪役だとわかって潔いじゃないか。オルフェのラクスへの思わせぶりな態度、親衛隊の人相の悪さ、こいつらどう見ても裏切るやん! って思って観ていたら、ちゃんと裏切ってくれたので安心しました。

SEEDの敵キャラって、TV版の2作品でもそうだったけど、めちゃわかりやすいんですよね。

総じて良くできた集大成のお祭りムービー!

今作は映画という約2時間の枠に収めているため、物語はサクサク進みます。かなり駆け足でもあるのですが、その分戦闘シーンに時間を割いていて、ガンダム好きならバトルシーンだけのために2回目を観たくなるレベルです。

前半はもちろんですが、後半、キラとラクスの2人乗りとなったフリーダム。そのシーンで西川兄貴のあの曲が流れ、不覚ながら泣いてしまいました。

そうそう! フリーダムって言ったらこの無敵感なんだよ!

そして、その挿入歌に合わせて活躍する、アスラン、シン、ルナマリア、そして不可能を可能にする男「ムゥ•ラ•フラガ」。余談ですが、SEEDのハロは基本的に三石琴乃さんが演じているのですが、今回は大量のハロが登場するシーンがあり、その中には別のキャストさんの声も!!

絶好調!!!!

ギム•ギンガナム!!!!!

絶対、子安さんじゃん!!!!!!!!

ってなりました笑

2回目を観ないとなんとも言えませんが、おそらくSEED以外のガンダムネタがまだまだ散りばめられているような気が?

まとめ

今回の映画は総じてよく出来た集大成とも言えるべきお祭りムービーであり、SEEDが好きな人であれば、みんなが楽しめる作品になっています。20年というブランクが個人的にはありましたが、一瞬でこの世界に引き戻され、僕の中にまたプチSEEDブームが笑

もう心は2回目を観たい!! なところで今回は締めたいと思います。

  • この記事を書いた人

ささのは

風景やポートレートを撮っています。
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