カメラ初心者におすすめしたい!人気のデジタル一眼カメラ6選!
みなさん、こんにちは。一眼カメラを始めてから3年。そろそろ初心者は脱した気分でいっぱいの僕です。カメラを始めてからというもの、外に出かける機会も増えましたし、どこに行っても楽しいし、充実した日々です。カメラと出会った自分ありがとう!
さて、梅雨があけると、そろそろ夏がやってきますね。社会人の方はそろそろボーナスの季節、楽しみで仕方ない方も多いと思います。
そのボーナスは何に使います? 車? バイク? はたまた家電製品? それともカメラ?
ボーナスシーズンということもあり、夏から新しくカメラを始めようと思っている方、意外と多いんではないでしょうか?
いま現在、カタログとにらめっこ中ですか? わくわくしますね。楽しみですよね。それで、ある程度、機種は絞れてきましたか? なるほど絞れましたか。絞れてきたみなさんは実際に店頭で体験して後は買うだけですね。迷わずGOですね!
反対にカメラを買おうとは決めたけど、どれを買おうかまだ迷っている、絞りきれていない方、どれも魅力的に見えてくる、または何か決め手にかけて困っているんですよね。その気持ち、わかります。僕も初めてのときはそうでした。
今回は、そんな方に向けて、少しでも手助けになればと思い、僕が初心者におすすめの一眼カメラを紹介したいと思います。
【追記】
※下記で2020年最新版の紹介をしています。参考ください。
デジタル一眼カメラにはデジタル一眼レフカメラとミラーレス一眼カメラの2種類がある!
最初にこの2つをおさらいしておきましょう。
デジタル一眼レフカメラ
まず、デジタル一眼レフカメラの『レフ』は「光を反射する」という意味の「レフレックス(reflex)」の略です。一眼レフカメラには、レンズを通った光を光学ファインダーに導くためのミラーがあり、このミラーが、レンズを通過した光を上方に反射します。つまり、光を反射するミラーがあるために「レフ」と呼ばれているのです。
そして、シャッターを切った瞬間だけ、ミラーが開き、画像センサーに光が当たるようにできています。これが一般的な一眼レフの仕組みです。
ミラーレス一眼カメラ
反対にミラーレス一眼カメラとはその名の通り、上記で説明したミラーがついてないものを言います。デジタル一眼レフカメラは内部にミラーがあるため、構造上どうしてもサイズが大きくなりがちです。それを省略して出来るだけコンパクトに設計したものがミラーレス一眼カメラです。
デジタル一眼レフカメラが映像を直接光学ファインダーに映し出すのに対し、こちらはミラーがないため電子的に映し出すので、電子ファインダーと呼ばれています。
上図がイメージになります。デジタル一眼レフカメラは光学ファインダー、ミラーレス一眼カメラは電子ファインダーとなるわけです。この光学ファインダーと電子ファインダーにはそれぞれメリット、デメリットがあります。次項ではそれを説明します。
光学ファインダー
光学ファインダーはレンズを通してミラーに映った被写体を『実像』で見ることができます。直接被写体を見ているのでタイムラグがなく、シャッターを切りたいタイミングを合わせやすいです。つまり、デジタル一眼レフカメラは動きもの、スポーツ撮影などがメインになる方に向いています。
一方で、ミラーが内蔵されているため、電子ファインダーのミラーレス一眼に比べるとサイズが大きくなりがちです。また、『実像』を見てるがゆえ、実際に撮影してみないと写真の仕上がりが確認できないというデメリット? もあります。
電子ファインダー
電子ファインダーはカメラ背面の液晶画面をファインダー内で見ているような状態になります。そのため、見ている映像がそのまま写真として撮れます。カメラ側で設定したことが、そのまま映像に反映されるので初心者にもわかりやすいです。また、ミラーがないためカメラ本体がコンパクトです。
一方で電子的に処理をしているので、実像とのタイムラグが一瞬ですが発生します。光学ファインダーに比べると動きものが少し苦手と言えるでしょう。
まとめると、
デジタル一眼レフカメラが向いている人
- カメラ任せではなく自分で考えて撮影したい
- 画質や機能を重視したい
- プロが撮るような写真が撮りたい
- カメラやレンズ自体のサイズや重量には目をつむれる
- 動きものやスポーツを撮りたい
- 今後本格的にカメラを始めたい
ミラーレス一眼カメラが向いている人
- どちらかと言えばカメラ任せで綺麗に写真を撮りたい
- 軽さやサイズを重視したい(手軽に持ち運びたい、旅行で使いたい)
- 綺麗な写真は撮りたいが、プロのような写真が撮りたいわけではない
- 静物(風景やスナップ)を主に撮りたい
- とりあえずカメラを始めたい
大体こんな感じと言えると思います。
上記までのことをふまえた上で、デジタル一眼レフカメラとミラーレス一眼カメラ、それぞれ初心者の方におすすめのモデルを紹介したいと思います。
デジタル一眼レフカメラのおすすめ
EOS 8000D(Canon)
主な特長
○約2420万画素の高画質
自社開発・自社生産CMOSセンサー搭載。常用ISO感度100~12800○高速オートフォーカス
撮りたい瞬間を逃さない。光学ファインダーによる、オールクロス19点AFセンサー搭載○EOS初搭載 HDR動画
進化したフルハイビジョンEOSムービー。HDR動画、最大約10倍の動画デジタルズーム搭載○本格的な操作系
上面の表示パネル、サブ電子ダイヤル、電子水準器など撮る意欲を駆り立てる本格的な操作系
初心者と言えばKissのイメージがあるかも知れませんが、発売されたばかりとは言え、ダブルズームキットでX8iとほぼ同価格。X8iを買うなら8000Dを買った方が良いと思います。
実写レビュー:キヤノン:EOS 8000D|撮影サンプル
D5500(Nikon)
主な特長
○気軽に持ち出せて、操作がタッチで簡単。
どこへでも気軽に連れ出せる小型・軽量ボディー。そしてデジタル一眼レフカメラがはじめてでも直感的に使いこなせるタッチパネル&バリアングル液晶モニター。○泣く、笑う、遊ぶ。すべての君をこの高画質で。
表情を細部までくっきりと鮮やかに捉える有効画素数2416万画素の高画質。そして薄暗いところでもブレなく美しく撮影できる最高常用ISO感度25600の高感度設計。○どんなに動いても、だいじょうぶ。
39点AFシステムで速い動きもしっかりフォーカスをキープ。最高約5コマ/秒の高速連続撮影で決定的瞬間を逃さず撮影。
D3300ではなく、一歩進んでD5500を買いましょう。この機種を使っていれば不満が出ることはないはず。買いです!
実写レビュー:[PY] フォトヨドバシ Nikon D5500 SHOOTING REPORT | photo.yodobashi.com |
K-S2(PENTAX)
主な特長
○世界最小 防塵・防滴仕様&バリアングル液晶モニター搭載
幅約122.5mm、厚さ約72.5mmのクラス最小サイズを実現。同時にフレーミング自在のバリアングル液晶モニターも搭載。○フィールドの美をのがさず描写する卓越した性能と画質
視野率約100%の光学ファインダー、暗さや動きに強い高性能オートフォーカス、画質最優先を貫いたローパスフィルターレス設計。○Wi-Fi & NFC対応でシェアする楽しみがもっと身近に
Wi-Fiに対応。スマートフォン用の専用アプリで手元からリモート撮影でき、転送、写真閲覧、SNSへのアップロードが行えます。さらに、NFC対応のスマートフォンなら、かざすだけでペアリングが可能。
Canon、Nikonと比べると少し玄人向けではありますが、エントリー機では性能は一番。ただし、レンズが少ないなどのデメリットもありますので、買うときはしっかり納得して購入してください。
実写レビュー:[PY] フォトヨドバシ PENTAX K-S2 実写レビュー | photo.yodobashi.com |
3機種の比較
機種名 | EOS 8000D | D5500 | PENTAX K-S2 |
---|---|---|---|
メーカー | CANON | ニコン | リコー |
発売日 | 2015/4/17 | 2015/2/ 5 | 2015/3/ 6 |
価格 (2016/4 現在) | ¥94,000 | ¥84,000 | ¥78,000 |
レンズマウント | キヤノンEFマウント | ニコンFマウント | ペンタックスKマウント |
総画素数 | 2470万画素 | 2478万画素 | 2042万画素 |
有効画素数 | 2420万画素 | 2416万画素 | 2012万画素 |
撮像素子 | APS-C 22.3mm×14.9mm CMOS | APS-C 23.5mm×15.6mm CMOS | APS-C 23.5mm×15.6mm CMOS |
ローパスフィルターレス | ○ | ○ | |
ISO感度 | 標準:ISO100~12800 拡張:ISO25600 | 標準:ISO100~25600 | 標準:ISO100~51200 |
連射撮影 | 5 コマ/秒 | 5 コマ/秒 | 5.5 コマ/秒 |
AF測距点 | オールクロス 19点AFセンサー | 39点測距 (うち、9点クロス) | 11点測距 (中央9点はクロスタイプ) |
測距検出範囲 | -0.5~18EV | -1~+19EV | -3~18EV |
シャッタースピード | 1/4000~30 秒 | 1/4000~30 秒 | 1/6000~30 秒 |
内蔵フラッシュ | ○ | ○ | ○ |
ファインダー形式 | ペンタミラー | ペンタミラー | ペンタプリズム |
ファインダー視野率 | 95/95 | 95/95 | 100/100 |
ファインダー倍率 | 0.82 | 0.82 | 0.95 |
撮影枚数 | 440枚 | 820枚 | 480枚 |
液晶 | 3.0型104万ドット | 3.2型104万ドット | 3インチ92.1万ドット |
可動式モニタ | バリアングル液晶 | バリアングル液晶 | バリアングル液晶 |
タッチパネル | ○ | ○ | |
動画 | フルHD(30p) | フルHD(60p) | フルHD(30p) |
Wi-Fi | ○ | ○ | ○ |
防塵防滴 | ○ | ||
サイズ(幅x高さx奥行き) | 132 x 101 x 78mm | 124 x 97 x 70mm | 122.5 x 91 x 72.5mm |
重量(本体) | 520 g | 420 g | 618 g |
ミラーレス一眼カメラのおすすめ
OM-D E-M10(OLYMPUS)
主な特長
○超薄型スタイリッシュボディー
確かな手ざわりを感じる金属製のダイヤル、手に吸い付くようにカメラをホールディングできるグリップ、構えやすく見やすいファインダー。細部まで妥協することなくこだわりぬいた形状が直感的な操作を可能にします。○わずか63.9mmの超薄型ボディー
世界最薄*標準ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」を装着した状態での厚さはわずか63.9mmと、従来の超小型一眼レフのボディーとほぼ同じサイズにまで薄く、小さくなりました。○高い操作性を実現する2ダイヤル
超薄型ながら、上位機ゆずりの2ダイヤルを搭載。一眼カメラの基本機能である「絞り/シャッター速度」「露出補正」「ISO感度」「ホワイトバランス」などを、2ダイヤルでダイレクトにコントロールする革新的なユーザーインターフェース「2×2コントロール」により、一眼ならではクリエイティブな撮影に快適な操作性を提供します。○ホールディング性を向上
ボディーと同じ質感に仕上げられた専用グリップ ECG-1(別売)により、ホールディング性が向上。底面のレバー操作によりグリップ部が外れ、電池、カード交換も簡単です。
上位にE-M1とE-M5 MarkⅡがいますが、今はなんと言ってもこのモデルが一番お買い得。性能も満足で初心者におすすめのカメラです。
実写レビュー:[PY] フォトヨドバシ OLYMPUS OM-D E-M10 SHOOTING REPORT | photo.yodobashi.com |
LUMIX DMC-GF7(Panasonic)
○かんたん、キレイに、自分を撮影 自分撮り&簡単操作
上方向に約180度傾けられる、チルト式タッチパネルモニターを搭載。
モニターで写りを確認しながら自分撮り・友だちとの記念撮影を行えるので、構図やポーズを工夫して、思い出に残る写真を撮影できます。○見たままの印象を写真に 高画質&高い描写力
解像度と感度を両立した16M Live MOS センサーを採用しました。半導体の製造工程に最先端の微細化プロセスを導入することで、フォトダイオードの受光面積を拡大。これにより、広いダイナミックレンジを実現させるだけでなく、高ISO感度時でも低ノイズの高精細な画像を実現しました。○持ちたくなる、見せたくなる 小型・軽量・デザイン
GF7Wキットは、GF6Wキット比、体積ベースで約36%も削減。本体質量は約44g軽い、約236gのGF7。女性の手になじみやすい小型・軽量な一眼カメラは、気軽に持ち歩けて、本格的な撮影を日常で楽しむことができます。○手軽にアートな写真を楽しむ 多彩な表現機能
撮影時に、好みの色調に合わせた表現が楽しめるクリエイティブコントロールを搭載。選べる効果は全22種類。
小型で軽量。まさにどこにでも気軽に持ち運べるカメラですね。デザインも可愛いですし、特に女性におすすめ。ちなみに僕もこのカメラ欲しいです。
実写レビュー:[PY] フォトヨドバシ Panasonic LUMIX DMC-GF7 実写レビュー | photo.yodobashi.com |
α6000(SONY)
○世界最速0.06秒(*)のAFスピード
追随性と高速性に優れた位相差AFと高精度なコントラストAFを併用する「ファストハイブリッドAF」が進化。画面のほぼ全域をカバーする179点像面位相差AFセンサーにより被写体への反応や追随性がさらに向上。様々なシーンでの位相差AFが可能になり、世界最速0.06秒(*)のAFスピードを実現しました。○有効約2430万画素の圧倒的な高画質
新開発の有効約2430万画素「Exmor(エクスモア)」APS HD CMOSセンサーを搭載。一般的なデジタル一眼カメラと同じAPS-Cサイズの大型センサーが、美しいぼけや豊かな階調表現、暗い所でも低ノイズでクリアな画質を実現。○感性に素早く応える直感的な操作性
設定値をダイレクトに変更できるコントロールダイヤルを搭載。さらに2つのカスタムボタンとFn(ファンクション)ボタンを採用するなどカスタマイズ性が向上。また、高解像度・高コントラストの有機ELファインダー「OLED Tru-Finder(トゥルーファインダー)」を搭載し、意図したイメージをファインダー内で常に確認しながら、直感的に操作できます。* APS-Cセンサー搭載デジタル一眼カメラとして。CIPAガイドライン準拠、内部測定方法、プリAFオフ時、ファインダー使用時。 E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS装着時。2014年2月12日時点、ソニー調べ
僕が初めて買った一眼カメラもSONYのミラーレスカメラでした。今ではもうシリーズはないですが、この前のモデルになるんでしょうか。NEX-6です。
実写レビュー:[PY] フォトヨドバシ SONY α6000 実写レビュー | photo.yodobashi.com |
3機種の比較
機種名 | OM-D E-M10 | LUMIX DMC-GF7 | α6000 |
---|---|---|---|
メーカー | OLYMPUS | Panasonic | SONY |
発売日 | 2014/2/28 | 2015/2/13 | 2014/3/14 |
価格 (2015/6 現在) | ¥66,000 | ¥57,000 | ¥85,000 |
レンズマウント | マイクロフォーサーズマウント | マイクロフォーサーズマウント | α Eマウント |
総画素数 | 1720 万画素 | 1684 万画素 | 2470 万画素 |
有効画素数 | 1605 万画素 | 1600 万画素 | 2430 万画素 |
撮像素子 | フォーサーズ 4/3型 LiveMOS | フォーサーズ 4/3型 LiveMOS | APS-C 23.5mm×15.6mm CMOS |
ローパスフィルターレス | ○ | ||
ISO感度 | 標準:ISO100~1600 拡張:ISO25600 | 標準:ISO200~25600 拡張:ISO100 | 標準:ISO100~25600 |
連射撮影 | 8 コマ/秒 | 40 コマ/秒 | 11 コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/4000~60 秒 | 1/16000~60 秒 | 1/4000~30 秒 |
内蔵フラッシュ | ○ | ○ | ○ |
ファインダー形式 | アイレベル式電子ビューファインダー | 電子ビューファインダー OLED Tru-Finder | |
ファインダー視野率 | 100/100 | 100/100 | |
ファインダー倍率 | 1.15 | 1.07 | |
撮影枚数 | 液晶モニタ使用時 :320枚 | 液晶モニタ使用時 :230枚 | ファインダー使用時 :310枚 液晶モニタ使用時 :360枚 |
液晶 | 3インチ 104万ドット | 3インチ 104万ドット | 3インチ 92.16万ドット |
可動式モニタ | 可動式液晶 | チルト式 | チルト可動式液晶 |
タッチパネル | ○ | ○ | |
自分撮り機能 | ○ | ||
動画 | フルHD(1920×1080) | フルHD(1920×1080) | フルHD(1920×1080) |
Wi-Fi | ○ | ○ | ○ |
防塵防滴 | |||
サイズ(幅x高さx奥行き) | 119.1×82.3×45.9 mm | 106.5×64.6×33.3 mm | 120×66.9×45.1 mm |
重量(本体) | 350 g | 236 g | 285 g |
まとめ
いかがでしたでしょうか? 少しは参考になりましたか? 最初は簡単に説明して済ませようと思っていたんですが、気付いたらいつになく長文になってしまっていました。
機材のことになると何だかどうしても熱くなってしまいます。カメラ・写真が趣味ですが、機材好きでもあるんだなぁと改めて実感しました(笑)。
ここで今回おすすめさせて頂いた機種は、どれを買ってもまず後悔はないと僕は思っています。なので、良かったらぜひ参考にしてください。
また、質問等もあればお答えしますので気軽にお問い合わせください。それでは。
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