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【感想】「HELLO WORLD」一行さんかわいい。

2019年9月29日

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(c)2019「HELLO WORLD」製作委員会

オリジナル劇場アニメ『HELLO WORLD』公式サイト

気になっていた映画「HELLO WORLD」が公開された。いち早く観て、感想を書こう書こうと思っているうちに気づいたら3回観ていた。感想はまだ書けていない。

それもこれも一行さんが可愛すぎるせいだ。

HELLO WORLDは一行さんが可愛すぎる映画

STORY

「お前は今日から三か月後、一行瑠璃と恋人同士になる」

京都に暮らす内気な男子高校生・直実の前に、10年後の未来から来た自分を名乗る青年・ナオミが突然現れる。
ナオミによれば、同級生の瑠璃は直実と結ばれるが、その後事故によって命を落としてしまうと言う。
「頼む、力を貸してくれ。」彼女を救う為、大人になった自分自身を「先生」と呼ぶ、奇妙なバディが誕生する。
しかしその中で直実は、瑠璃に迫る運命、ナオミの真の目的、そしてこの現実世界に隠された大いなる秘密を知ることになる。

最初に言っておくと、公開から1週間が経過した現在、この作品の評価は二分されている。言うまでもなく存分に楽しめた人と楽しめなかった人だ。中間の評価というのはあまり聞きない。

それは、物語の根幹に関わる部分が自分に合っているか合わないで評価が別れている部分ももちろんあるだろうが、実のところもっと単純で、物語を客観的に楽しむタイプか主観的に楽しむタイプかで評価が別れているように思う。

僕はこんなに好きでも、面白くなかった人もいる。万人に受ける映画というのはなかなか難しいのだなと感じたのだが、評価は二分されているが全員が共通している見解もあることにふと気づいた。

一行さんの可愛さ半端ない


(c)2019「HELLO WORLD」製作委員会

一行さんかわいい。

映画が楽しめた人も楽しめなかった人も全員が一致している見解。一行さんがはちゃめちゃに可愛い。これだけは誰もが共通する認識であったようだ。

ここで少し本編を解説すると、主人公が事故で命を落としてしまった一行瑠璃を救うというのが、本作の大筋としてある。一行さんは最初ツンなのだが、これが時間の経過と共にデレていく、この様が本当にたまらないのだ。

自分の世界を持ち唯我独尊、主人公の直美とは正反対。そんなクールビューティ?だったはずの彼女が心を開いていき、付き合うことが決まったシーンはもう可愛さが天元突破していた。

そして、その可愛さにやられてしまった僕の最近の朝食はずっとねじりパンな訳だ。

直美とナオミの視点


(c)2019「HELLO WORLD」製作委員会

物語には堅書直美とカタガキナオミという2人の主人公がいる。2人の共通点は一行さんのことが大好きだということ。

直美が一行さんに惹かれていく過程が描かれている対比として、ナオミが一行さんのために過ごしてきた10年間も描かれている。それを見ると、どれだけ彼女のことが大切で好きだったかがわかり、誰もが涙せずにはいられない。

それを踏まえた上で、最初の1回目は直美視点で楽しみ、2回目はナオミ視点で楽しむのが正しい物語の楽しみ方なのだろう。

余談だが勘解由小路三鈴が主人公になっているifストーリーも刊行されていて、こちらを読むと物語で明かされていない部分を補完することができる。ちなみに言うまでもないことだが、勘解由小路さんもあざといくらいに可愛い。

「この物語(セカイ)は、ラスト1秒でひっくり返る」


(c)2019「HELLO WORLD」製作委員会

「僕は君が好きだったんだ。」

ナオミの全てを語っているこの台詞。ここから最後までは王道の展開で、ずっと目頭が熱くなる。

そして、本編終了直前のあのシーン。

直美の好きな小説のジャンルがSFで、一行さんの好きなジャンルが冒険小説だったのを覚えているだろうか? この伏線を見事に回収したラストで、上手くまとまっていた。

やってやりました。

この台詞にどれだけの人が安堵し泣かされたのだろう。

まとめ

一行さんが可愛いだけでも、個人的にかなり高得点だったのだが、物語自体も琴線に触れ、大好きな作品の一つになった。ヒロインが可愛いのは本当に大事だと再認識させられた次第である。

一行さん、かわいい。

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ささのは

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