コンパクトでも高画質!サブカメラを探しているあなたにおすすめの高級コンデジはどれだ!?
全国1億2千万人のカメラ、写真愛好家のみなさん、こんにちは。良い写真撮っていますか?写真を撮りに行くには万全の準備が必要。一眼カメラを持って、交換レンズを持って、予備のバッテリーを持って、それから必要なら三脚も持って。それを入れるためにはリュックが必要。トータルすると、大体3~4kgくらいには軽々なってしまいますね。
写真を撮りに行くと意気込んでいるときは良いでしょう。でも、そうでない時は? ぶらっとどこかに出かけたい時、あなたはそのカメラをかかさず持って出かけていますか? レンズは? 三脚は?
いちいち全てを用意するのはめんどくさいですよね。でも、こだわりを持ってカメラを選んだあなたなら、いくら高性能になったとはいえスマホでは満足できないはず。そうなると、軽くていつでも持ち運びが楽なサブカメラが気になってきますね。今回はそんなあなたに僕がおすすめだと思うサブカメラを紹介させて頂きたいと思います。
【追記】
※下記で2015年冬最新版の紹介をしています。参考ください。
サブカメラには高級コンデジが良い
画質にこだわりたいからこそ、高級コンデジです。高級コンデジとは、基本コンデジですが特に画質にこだわりぬいて各社が作成しているモデルのこと。最近のコンデジは2万円前後が主流のようですが、こちらは安くても5万円以上と2倍以上の違いがあります。ですが、センサーサイズも一眼と同じAPS-Cだったりと、その値段だけの価値はあります。
カメラのセンサーサイズの比較です。センサーサイズが大きければ大きいほど高画質な写真が撮れます。一般的なデジカメは1/2.3型が標準ですから、その大きさはフルサイズカメラと比べると一目瞭然ですね。
大きいセンサーを積もうと思ったら、その分ボディ自体も大きくなってしまう。高画質の一眼カメラがコンデジよりも大きくなってしまうのはそのせいですが、最近では技術の進歩でカメラも大分小型化しています。高級コンデジなんて単語が生まれたのも小型化が成功しているからでしょう。
おすすめの高級コンデジ4選!
それでは、さっそく僕が良いなと思う高級コンデジの紹介です。
RICOH GR
まず何と言っても最初にこれを紹介させて下さい。スナップシューターの代名詞。リコーのGRです。重さ245gのコンパクトなボディに一般的な一眼カメラと同サイズセンサーのAPS-Cを採用。エフェクトも多様で、中でもハイコントラスト白黒とブリーチバイパスはお気に入り。単焦点カメラですがクロップモードもあり、街歩きにぴったりなカメラ。僕も愛用しています。
関連:僕がGRで撮った写真たち
FUJIFILM X100T
続いて富士フィルムの技術が集結したX-100T。つい先日発売したばかりの新製品。富士フィルムと言えば、レトロなデザインのカメラを作るのが得意です。この商品も可愛らしく女子受けも良さそうですが、なかなか中身も本格で、こちらもセンサーにAPS-Cを採用。
コンデジには珍しくファインダーを採用しているのですが、この商品からはEVF(電子ビューファインダー)とOVF(光学式ファインダー)を切り替えて利用可能なハイブリッドビューファインダーを採用。単焦点カメラ。
サイバーショット DSC-RX100M3
1型センサー採用のソニーのRX100M3。ZEISSの文字が輝いていますね。コンパクトですが、ポップアップ式のEVFを内蔵。さらにこのカメラは前2機種とは違い光学ズーム搭載のカメラで、35mm換算で24~70mmまでの撮影が可能です。これ一台あれば旅行にだって行けちゃいますね。
ソニーの高級コンデジといえば、フルサイズセンサーを採用したRX1とRX1Rも有名ですが、お値段20万円超えのカメラをサブと呼んでいいのか疑問だったので、今回は外させて頂きました。
LUMIX DMC-GM5
パナソニックの開発したミラーレス一眼カメラ。名前の通り、このカメラだけコンデジではなく一眼カメラなのですが、コンパクトな外観がミラーレスながら持ち歩きにピッタリだと僕は思うので紹介。センサーはマイクロフォーサーズ採用。ボディ重量は180gでこれにレンズの重さがプラスされますが、ミラーレスでよくここまで小さく設計したなという感動があります。こんなに小さいのにEVFも内臓。持ってみると本当に小さくて可愛い。この前モデルのGM-1とGRで僕は最後まで迷いましたが、今だったらこっちを買っちゃうかもしれません。
4製品を比較してみる
わかりやすく4製品を表にしてみました。
機種名 | GR | X100T | DSC-RX100M3 | DMC-GM5 |
---|---|---|---|---|
メーカー | リコー | 富士フィルム | SONY | パナソニック |
発売日 | 2013年5月24日 | 2014年11月20日 | 2014年5月30日 | 2014年11月13日 |
価格 | 60,000円前後 | 120,000円前後 | 80,000円前後 | 100,000円前後 |
総画素数 | 1690万画素 | 2090万画素 | 1684万画素 | |
有効画素数 | 1620万画素 | 1630万画素 | 2010万画素 | 1600万画素 |
撮像素子 | 23.7mm×15.7mm CMOS | 23.6mm×15.6mm X-Trans CMOS II | 1型CMOS (裏面照射型) | フォーサーズ 4/3型 LiveMOS |
焦点距離 (広角) | 28mm(換算) | 35mm(換算) | 24mm(換算) | レンズによる |
焦点距離 (望遠) | 28mm(換算) | 35mm(換算) | 70mm(換算) | レンズによる |
F値(広角) | 2.8 | 2 | 1.8 | レンズによる |
F値(望遠) | 2.8 | 2 | 2.8 | レンズによる |
光学ズーム | 2.9倍 | レンズによる | ||
シャッター スピード | 300~1/4000 秒 | 4~1/4000 秒 | 1~1/2000 秒 | 60~1/16000 秒 |
撮影感度 | 通常 ISO100~25600 | 通常 ISO200~6400 拡張 ISO100、12800、25600、51200 | 通常 ISO125~12800 拡張 ISO80、100、25600 | 通常 ISO200~25600 拡張 ISO100 |
最短撮影距離 | 30cm(標準) 10cm(マクロ) | 50cm(標準) 10cm(マクロ) | 5cm(標準) | レンズによる |
記録フォーマット | JPEG/RAW | JPEG/RAW | JPEG/RAW | JPEG/RAW |
液晶モニター | 3インチ 123万ドット | 3インチ 104万ドット | 3インチ 122.88万ドット | 3インチ 92万ドット |
ファインダー | なし | ハイブリッドビューファインダー | 電子式ビューファインダー(144万ドット) | LVF |
ストロボ | 内蔵 | 内蔵 | 内蔵 | 外付 |
バッテリー | DB-65 290枚 | NP-95 330枚 | NP-BX1 320枚 | DMW-BLH7 250枚 |
動画 | フルHD(30p) | フルHD(60p) | フルHD(60p) | フルHD(60p) |
付加機能 | Wi-Fi | Wi-Fi | Wi-Fi | |
バルブ撮影 | ○ | ○ | ○ | ○ |
幅x高さx奥行き | 117x61x34.7 mm | 126.5×74.4×52.4 mm | 101.6×58.1×41 mm | 98.5×59.5×36.1 mm |
重量 | 本体:215g 総重量:245g | 本体:400g 総重量:440g | 本体:263g 総重量:290g | 180 g (本体のみ) |
まとめ
いかがでしたか?僕がおすすめしたい高級コンデジ。GR、X100Tは単焦点レンズなので街歩きがメインの方に良いと思います。RX100M3はやっぱりズームは欲しいという方におすすめ。最後のGM-5は、やっぱり小さくてもレンズ交換して色々撮りたいという方におすすめだと思います。
一眼レフカメラのサブ機にやっぱり一眼レフを買われる方もまだまだ多いですが、結局は持ち運びに便利なコンパクトカメラがまた欲しくなって、購入されているようです。そうなると余計な出費がかさんでしまいますよね。今サブカメラを購入検討されている方、最初から高級コンデジも視野に入れてみてはどうですか?持ち歩く機会が増えれば、もっともっと写真ライフが楽しくなりますよ。カメラは持ち歩いてこそですから。
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