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【感想】劇場版「Fate/stay night[Heaven's Feel]第2章」、みんな桜推しになーれ!

2019年1月13日

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(c)TYPE-MOON・ufotable・FSNPC

劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」 Ⅱ.lost butterfly

僕が初めてFateに出会ったのは2004年の1月30日。PC版の発売日だ。当時は18禁ゲーム全盛期。月姫で人気を博した同人あがりのTYPE-MOONが、商業で初めて発売するゲームということで大いに注目された作品だった。って、前回もこのくだりからスタートしましたね(笑)。以下略。

というわけで、待ちに待った第2章がいよいよ公開されましたね! 僕は舞台挨拶付のチケットが当たってテンションがおかしくなっている中、初日見てきましたよ!

コラボカフェでご飯食べたり、

大分、気持ちが高ぶっていましたね!

というわけで、いつものように感想。極力ネタバレしないつもりだけど、ポカはやっぱりしてしまうかもしれないから多少は多めに見てな。それでは、桜推しな僕の感想です!

須藤友徳監督による最高の第2章「Ⅱ.lost butterfly」

監督は1章から引き続き、須藤友徳監督。知っている人は知っている、同人時代からのTYPE-MOONファンで、ゲームのFateも大好きだった人。そんな本当に好きな1ファンだった人間が作っている作品だから、最高の出来にならない訳がない。プラスしてufoの技術力ですからね、最初からハードルをあっという間に飛び越えてくれます! 

それは日常シーンの美しさ、バトルシーンのかっこよさ、桜の可愛さ。特に桜の可愛さは必見で、HFの根幹は恋愛物なんだけど、簡単にはハッピーエンドになれない、それは桜の背負った悲しい運命がそうさせる。そういった幸せから悲劇への悲しみが残酷なほどに美しく描かれている。

僕は正直、映画館で何度も涙しました。須藤さん、なんて物を作ってくれたんだ。さくらぁ、ってね。

士郎の想い、桜の想い


(c)TYPE-MOON・ufotable・FSNPC

HFが他の2作と一番違うのって、やっぱり士郎の考え方なんですよね。士郎はもともと正義の味方になりたくて、その信念に基づいて行動している。今まで彼を突き動かしてきたのはそれな訳です。

でもね、その根底を覆すんです。一般的な正義ではなくて、「俺は、桜だけの正義の味方になる」。ああ、士郎、カッコいいじゃないか、それそれ、それだよ! 世界中の全員を敵に回しても桜を守ろうとするスタンス。最高にカッコいいよ。


(c)TYPE-MOON・ufotable・FSNPC

桜はとにかく士郎が好きで、何とかしたいって思ってるんですけど、歯車はうまく回らなくて、特にあのシーンは知ってるだけに涙が止まらなかったです。なんて運命は残酷なんだって。やっぱり映像で見ると違いますね。つかの間の幸せ、そんな些細なことも許されないなんて、そんなのってないよっていい大人が泣いて見てるんです(笑)

やっぱり戦闘シーンもど迫力!


(c)TYPE-MOON・ufotable・FSNPC

今回の一番の見せ場はやっぱりバーサーカーだと思うんですよね。舞台挨拶の際、イリヤ役の門脇さんが、バーサーカー、バーサーカー、バーサーカーって、とにかく言っていたのが印象深いんですが、ほんとバーサーカーに尽きます。

イリヤにとってバーサーカーはほんと特別で、バーサーカーが活躍しているシーンは胸が熱くなってしまいました。「やっちゃえ、バーサーカー!」ってね。

まとめ 第3章(最終章)「Ⅲ.spring song」は2020年春公開予定

相変わらずAimerさんの主題歌は素晴らしく、凄く桜の気持ちを表していて、ED見終わった直後は、

こんな感じになっていました(笑)。まるで、桜botのよう。

だって、それくらい桜が可愛くて、可哀想で、切なかったんですよぉ。桜を幸せにしてくれ、
ああ、早く、続きが見たい。早く、須藤さん、桜を幸せにしてください(笑)。

というわけで、期待していたハードルをあっさり飛び越えていった、HF第2章! これはFate好きじゃなくても、絶対に観るべき作品です!

願わくば、この映画で少しでも桜ちゃん推しが増えてくれると嬉しいなぁと思って、今回は締めたいと思います。早く、2020年の春になーれー。そして、みんな桜推しになーれ!

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ささのは

風景やポートレートを撮っています。
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