コラム

趣味から日常になりつつある「写真」と「カメラ」にもう一度想いを。

2018年10月8日

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ここ最近だろうか。写真とカメラから少し遠ざかっているなと自分でも感じている。前は毎週のように写真を撮っていたが、今はどうだ? 確実に前よりも回数は減っている。それが良いか悪いかは誰にもわからないが、今はそれに絡めて僕の今思っていることを綴っておく。

写真にもう一度真摯に向かい合いたい

いきなり重いタイトルをつけてみたわけだが、これは決して「写真」に飽きたというわけではないことを最初に言っておく。

月日は早いもので、カメラを始めてから、気づいたらもう5年半が経とうとしている。その間たくさんの写真を撮ったし、今も撮り続けている。最初の頃は、なんでも夢中で撮ったし、何もかもが楽しかった。当然だ。全てが初めて触れる被写体であったのだから。たくさんの花、風景、富士山、星空、ポートレート、スナップ、好き嫌いせずなんでも撮った。

一通り撮り終わったら、1年が終わった。

そして、2年目に突入だ。春の花、夏の花火、秋の風景、冬のしんみりとした空気。そういうものに惹かれながら、やはりシャッターを切り続けた。

3年目がやってきた。春の花、夏の花火、秋の風景、冬のしんみりした空気、ポートレート、僕の世界はまだまだ彩りに包まれている。

4年目がやってきた。春の花、夏の花火、秋の風景、冬の・・・・ 何となく自分の好きな写真も大分わかってきた。被写体を絞るようになっていた。

5年目、春の花は撮った、夏は・・・暑い、初めて花火を撮らない夏だった。秋は、まだ一眼は持ち出していない。お供はもっぱらGRだ。スナップメイン、日常を切り撮った。これから何を撮ろうか、イメージはまだできていない。

誰かと話題を共有することが大事なことなんだ

カメラを始めてから、数年はカメラサークルでも活動していた。話題を誰かと共有していた。でも、今はどうだ? 1人で黙々と撮ることが多い。写真の話題を話せる人は、ネットにはたくさんいるが、現実世界では数える程だ。

僕は写真を撮るのが好きだ。でも、誰かと写真について話すことも大好きなのだ。コミュニケーション、写真で誰かと交わりたい、最近はそういうことがないから遠ざかっているのだとふと気づいた。写真の良し悪し、機材の話題、誰とも酒を飲みながら話していない。

その証拠に僕は最近、久しぶりにオタク活動に傾向し気味である。これは、ひとえにTwitterという媒体を介して、同じ趣味を共有するたくさんの人に出会えたことが大きい。一人だったら、こんなに傾向していないだろう。

誰かと話題を共有することが楽しいことに久しぶりに気づいた。

好きな写真を撮って、評価されたい想いもある

僕は写真を撮ることだけが好きじゃないことに今更ながらに気づいた。素敵な写真に出会えた。心が揺さぶられる。僕も誰かの心を惹きつけるような写真が撮りたい。

そして、あれやこれと仲間と談義したい。1人で篭って写真を撮って、ニヤニヤしている。これだけでは僕は満足できないんだ。そう考えたら、写真から少し遠ざかっていた理由が一気にクリアになった。

でも、まだ世界は開けていない。

まとめ

ようやくその想いに気づいたが、僕はまだ次の一歩を踏み出せていない。写真にもう一度情熱を向けるのか、それともこのまま他の趣味と同列になってしまうのか? 今はまだわからない。

けど、また少しずつ写真を撮っていきたいと思う。そして、できれば、いろんな人と交流もとりたい。そうして、僕の世界にもう一度彩りを取り戻したい。

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ささのは

風景やポートレートを撮っています。
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