雑記

【感想】『谷中レトロカメラ店の謎日和』。カメラには人の想いが詰まっている

投稿日:2017年7月3日 更新日:

何となく小説を読みたいなぁと思っていたとある休日。知ったきっかけは写真家『大村祐里子』さんのブログでの感想でした。で、写真が趣味の人間としては、これは読むべきだろう! と気持ちが高ぶっていたところに、


Twitterでこんなものを見つけっちゃたもんだから、これはもう買うしかないだろうと。そんなわけで、一ヶ月経ってようやく1、2巻と読み終えたので感想です。

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【感想】小説『谷中レトロカメラ店の謎日和』を読んで

あらすじ

谷中レトロカメラ店の謎日和 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

谷中のレトロな街並みの中で、三代続くカメラ屋「今宮写真機店」。 遺品整理のためにカメラの買い取りを依頼した来夏は、店主の今宮の知識に魅かれ、店でアルバイトとして働くことに。 猫が運んできたトイカメラ、十三年前に壊れたハーフサイズカメラ、ステレオカメラで撮られた写真――。 店に持ち込まれるカメラにまつわる相談を、カメラオタクの今宮が次々と解決してゆく、心温まる連作ミステリー。


感想

とにかくレトロなフィルムカメラがたくさん登場するな! が最初の感想でした。1話完結型のふんわりした雰囲気のゆるいミステリーなのですが、各話ごとに必ずキーとなるレトロカメラが登場します。ライカⅢf、ニコンF、マキナ67などの僕でも名前は聞いたことがある有名なものから、リコーオートハーフ、ハリネズミカメラなど、少しマニアックなものまで盛りだくさん。

フィルムカメラはさっぱりな僕だったので、最初は物語についていけるか心配だったのですが、作中できっちり各カメラについての特徴や仕組みを解説してくれていたのですんなり物語に入っていけました。

また、カメラを知らなくても、純粋に人情ものミステリーとしてよくできており、今宮と来夏の微妙な関係の行く末に思いを馳せつつ、各章でスポットが当たる登場人物との温かい触れ合いに心が癒されました。全体を通して、ストーリーの展開は何となく予想がついたのですが、2巻の幕間と最終章には、意外性を取られたりと、物語として読み応えも十分でした。

読み終わってみて、改めて自分の機材に対する愛着も確認できました。当たり前のことですが、カメラそれぞれに人の思いが詰まっている。デジタル全盛期のこの時代、僕自身も写真をプリントする機会は本当に減っているのですが、だからこそ久しぶりに印刷してみようかなとも思えました。

ミーハーなので、フィルムカメラにも少し興味が湧いてきて、1台くらい買ってもいいかなとも思っているのですが、これがフィルムカメラ沼への入り口な気もするので、今は冷静な気持ちで邪念を振り払っています(笑)。

まとめ

2巻終了後の続編もこちらの雑誌ですでに発表されているので、まずは買って続きを読みたいと思います。ほんわかした素敵なこちらの作品がもっとたくさんの方の目に触れますように。簡単ですが、作品紹介をさせて頂きました。

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