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D7200が発表されたので、早速D7100と比較してみる!

2015年3月2日

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D7200

本日、ニコンのD7200が正式に発表になりましたね。僕はCanonユーザーなので、高みの見物といえばそれまでなのですが、そうは言ってもライバルメーカーの動向は気になるもの。というわけで、D7100と比べてどこが変わったのか、早速比較してみたいと思います!

D7200とD7100を比較してみる

機種名D7200D7100
発売日2015/3/192013/3/14
価格¥133,650¥79,665
イメージセンサー有効2416万画素
APS-C
23.5mm×15.6mm
CMOS
有効2410万画素
APS-C
23.5mm×15.6mm
CMOS
画像処理エンジンEXPEED 4EXPEED 3
高感度性能標準:ISO100~25600
拡張:ISO51200相当、102400相当
標準:ISO100~6400
拡張:ISO8000相当、25600相当
オートフォーカス51点(うち、15点はクロスタイプセンサー、1点はf/8対応)
–3~+19EV
51点(うち、クロスタイプセンサー15点、F5.6超~F8は中央1点)
-2~+19EV
連写性能7 コマ/秒7 コマ/秒
連続撮影可能枚数18枚(RAW 14bit)
100枚(JPEG FINE L)
6枚(RAW 14bit)
33枚(JPEG FINE L)
動画フルHD(60p)フルHD(60i)
ファインダーペンタプリズム
視野率100%
0.94倍
ペンタプリズム
視野率100%
0.94倍
シャッター1/8000-30秒
1/250秒まで同調可能
1/8000-30秒
1/250秒まで同調可能
内蔵フラッシュ
バッテリーEN-EL15
1110枚
EN-EL15
950枚
液晶モニター3.2インチ
122.9万ドット
3.2インチ
122.9万ドット
メモリーカードSDSD
付加機能Wi-Fi
サイズ(幅x高さx奥行き)135.5x106.5x76 mm135.5x106.5x76 mm
重量765g/675g765g/675g

主に変わったのは下記5点

○FXフォーマット機「D750」譲りの高性能AFセンサー(アドバンストマルチCAM3500II)を搭載。中央1点は-3EVでもAFが可能。

○高速画像処理エンジン「EXPEED 4」の採用と内蔵バッファーメモリーの容量拡大で、連写時の撮影可能コマ数が約3倍になった。例えばロスレス圧縮の14bit RAWが6枚から18枚に、JPEG FINE Lサイズが33枚から100枚に。

○「EXPEED 4」によって、常用最高感度がISO 25600まで向上。

○撮影可能枚数が約950枚から約1110枚と約17%アップ。

○Wi-Fi機能を内蔵。

この辺りが変わった点ですかね。暗所でのAF性能が上がったのはけっこうポイントが高いですね。あと、バッファー容量が増えて連続撮影枚数が大幅にアップしたのも結構な重要ポイント。

D7100では連続6コマだったのが、D7200では18コマに改善されました。7000番台はAPS-Cのフラッグシップモデルですから、ニコンユーザーのみなさんには嬉しい改善ではないでしょうか。

あとは、撮影枚数の向上とWi-Fiですが、D7100でも元々950枚撮れていましたし、Wi-Fiもあったらあったで便利ですが、そこまで必須ではないかも。

まとめ

結論から言うと、D7200は劇的な進化ではなく前モデルの気になっていた部分を改善したマイナーチェンジと言ったところでしょうか。D7100のユーザーは連続撮影枚数が気になっていた方以外には買い替えるメリットはあまりないでしょう。

新しくこの機種を狙っている人も、少し金額が落ち着くまで待った方が良いかもしれませんね。

反対にD7100はこの機種の登場でさらに値下がりが予想されますから、新機種でなくても良いという方にはおすすめかも。

なんにせよ実機を触ったレビューが出てくるまでは、まだ何とも言えないのが正直なところ。お手頃になったD7100が良いのか、やっぱり新しいD7200が良いのか、実機の比較を参考にした上で、みなさんが良いなと思うほうを買うのが良いと思います。

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ささのは

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